対米外国投資委の強化法案で財務省と共和党の交渉難航

  • 合意なければ、大統領はより強硬な投資制限用いる用意と財務長官
  • ムニューシン財務長官が上下両院案のすり合わせで交渉を主導

Photographer: Andrew Harrer / Bloomberg

米議会共和党と財務省は、外国による対米投資の安全保障面の審査を強化する法案で一致を目指しているが苦戦中だ。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。合意できなければ、米企業に投資する中国企業に対する比較的穏健なアプローチは頓挫しかねない。

  ホワイトハウスは先月、中国の対米投資制限で、経済の緊急事態を宣言して国際緊急経済権限法(IEEPA)を発動させる最も強硬なアプローチを用いず、代わりに対米外国投資委員会(CFIUS)を強化する法案の成立後押しを決めた。現在、上下両院の議員が別個の2案の譲歩案策定で交渉しており、国防予算案に付加する形で月内の成立を目指している。

  ムニューシン財務長官が議員らとの交渉を主導しており、正式名称を外国投資リスク審査近代化法案(FIRRMA)と言う新たなCFIUS強化法案に関する協議が法制化につながらない場合は、トランプ大統領はより強硬な投資制限を用いる用意があると同長官は議員らに伝えてきた。

原題:Treasury Struggles With House GOP on Foreign Investments (2)(抜粋)

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