ヘッジファンド、1-6月運用成績はマイナス-貿易摩擦で市場混乱

  • 6月の成績はマイナス0.64%、5月のプラスリターンを帳消し
  • 年初来ではCTA/マネージドフューチャーズ戦略の成績が最悪

ヘッジファンドの今年上期の運用成績はマイナスとなった。貿易摩擦の激化で世界的に市場が混乱したことが背景。

  ブルームバーグ・ヘッジファンド・データベースによると、1-6月のリターンはマイナス0.33%。6月の成績がマイナス0.64%と、5月のプラスリターンを帳消しにした。

  年初来では、商品投資顧問業者(CTA)/マネージドフューチャーズ戦略がマイナス4.1%と、最悪の成績となった。為替変動や新興国市場の弱さが一因だった。同戦略の6月の成績はマイナス0.43%。

  トランプ米大統領が貿易関税を賦課し、中国の報復を誘発する中、市場では過去数週間にわたって神経質な展開が続いた。通商問題は他国にも広がる恐れがある。世界成長は順調であることを示唆する経済指標や決算シーズンの始まりにもかかわらず、貿易を巡る懸念が重しになっていた。通商の緊張が一時的に和らぐ局面では、経済指標や決算が注目を集める。

Performance of All Funds

各戦略のパフォーマンスは以下の通り:

期間    CTA/マネージドフューチャーズ株式ヘッジイベントドリブン

債券ディレクショナル
6月-0.43%-1.07%0.63%-0.17%
1-6月-4.090.142.610.79
12カ月4.328.105.783.74
期間債券相対価値マクロマルチ戦略
6月0.02%-0.21%-0.89%
1-6月1.43-1.09-1.25
12カ月4.211.021.69

出所:ブルームバーグ・ヘッジファンド・データベース

  全体では、ブルームバーグ・ヘッジファンド・データベースが追跡する7戦略のうち、6月は5戦略の成績がマイナスとなった。1-6月では4戦略の成績がプラス、3戦略はマイナス。

原題:Hedge Funds End First Half in the Red as Trade War Roils Markets(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE