JPモルガンの日本ETF、快進撃-低手数料奏功し資金流入

  • 6月18日投入の「JPモルガン・ベータビルダーズ・ジャパンETF
  • 「JPモルガン・ベータビルダーズ・ヨーロッパETF」も好調
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米銀JPモルガン・チェースの上場投資信託(ETF)に先週、大量の資金が流入した。先月の投入以来伸び悩んでいたが、低めの料金設定がようやく功を奏してきたもようだ。

  「JPモルガン・ベータビルダーズ・ジャパンETF(BBJP)」と「JPモルガン・ベータビルダーズ・ヨーロッパETF(BBEU)」には13日終了週にそれぞれ6億5400万ドル(約735億円)と1億8700万ドルが流入した。流入額はいずれも設定来の最高だった。

  JPモルガンはベータビルダーETF3本を6月18日に投入。ブラックロックやバンガード・グループとの競争を視野に、手数料を低めに設定した。BBJPはブラックロックの「iシェアーズMSCIジャパンETF」より30ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低く、BBEUは「iシェアーズ・ヨーロッパETF」より51bp低い。バンガードの手数料とはほぼ同水準。
 

  ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、エリック・バルチュナス氏は「投資家は低コスト商品を求めているので、手数料下げ競争に突入せざるを得ない」と話した。

  BBJPが夏の終わりまでにさらに3億5000万ドルを集めれば、10億ドル規模に達するまでのペースでビル・グロース氏が運用していた「PICMOアクティブ・ボンドETF」を抜いて2位に浮上するという。

原題:JPMorgan Ups Its ETF Game With Cheap Funds Luring Investors (1)(抜粋)

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