アーセナルも巻き込まれた公算-BYD社員装った人物の詐欺疑惑

  • プレミアリーグのアーセナルは4月にBYDとの契約公表
  • BYDは同社の名をかたる人物を捜査するよう警察に依頼

サッカーのイングランド・プレミアリーグに所属するアーセナルが、中国の電気自動車(EV)メーカー、比亜迪(BYD)との広告契約を巡り詐欺被害に遭った可能性がある。

  米国の著名投資家ウォーレン・バフェット氏が出資するBYDは、同社の社員を装った人物が複数の広告パートナーと偽装契約を行っていたと公表。警察にこの人物の捜査を依頼しており、BYDの評判と関係した事業体に悪影響を与えたと説明した。

  アーセナルは4月、深圳に本社を置くBYDとの契約を発表。この契約も詐欺行為の影響を受けた可能性があるとBYDが連絡してきたとアーセナルは明らかにした。上海市の公安局はファクスでの問い合わせに対し今のところ返答を寄せていない。BYDが調べを進めているとしている中国当局からの返答もない。

  BYDは香港証券取引所に16日提出した資料で、この人物はBYDの現社員でも元社員でもないとコメントした。

  中国紙の澎湃は15日、この人物が過去3年にわたりBYDの名をかたったマーケティング活動を行い、数十のパートナーが絡んだ複数の契約をまとめていたと報じた。BYDの担当者は澎湃の報道に関するコメントを控え、香港証取への届け出を参照するよう求めた。

原題:Arsenal Gets Entangled in Suspected Fraud at Chinese Carmaker(抜粋)

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