仮想通貨への関心は皆無、米ブラックロックCEOが顧客について語る

  • 仮想通貨のエクスポージャー求める顧客はいない-フィンクCEO
  • 運用資産のほんの一部も仮想通貨に投じられていないことを意味する

ラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)

Photographer: Chris Goodney
Photographer: Chris Goodney

世界最大の資産運用会社、米ブラックロックに仮想通貨の需要復活を期待してはならない。同社は顧客の関心が皆無だとして、仮想通貨を購入するつもりがない。

  ラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)は16日にブルームバーグテレビジョンのインタビューで「仮想通貨のエクスポージャーを求めている顧客はいないと確信している。『必要だ』と言う顧客は聞いたことがない」と語った。

  これはブラックロックの運用資産6兆3000億ドル(約708兆円)のほんの一部もビットコインやイーサなどの仮想通貨に投じられていないことを意味するほか、機関投資家が資産クラスとしての仮想通貨に引き続き懐疑的であることを示唆する。フィンクCEOによると、同社は当面、相場動向に加え現金に替わる「合法的」手段になるかを見極めるために仮想通貨を研究する。

  ゴールドマン・サックス・グループやJPモルガン・チェースといったウォール街の投資銀行と異なり、ブラックロックは現物でも先物でも仮想通貨を売買するインフラを持たない。フィンクCEOは顧客がエクスポージャーを求めるかもしれない時に備える必要性を感じているかとの質問に対し、「現時点ではノーだ」と答えた。

原題:BlackRock’s Fink Says Clients Have Zero Interest in Crypto(抜粋)

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