トランプ氏:ドイツ向けロシア産ガス輸出で姿勢軟化-LNGで競争

  • LNG販売はパイプラインと競合せざるを得ないとトランプ大統領
  • ノルドストリーム2について、ドイツが行った決定だとトランプ氏

トランプ米大統領は16日、ロシアのプーチン大統領との首脳会談後の記者会見で、ロシア産天然ガスのパイプライン経由でのドイツ向け輸出を巡り、先週の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で示した辛辣(しんらつ)な批判から一転し、姿勢を軟化させた。

  トランプ大統領はフィンランドの首都ヘルシンキでの首脳会談後に記者団に対し、欧州の買い手により近いため、ロシアが「立地の点で若干優位だ」としながらも、「われわれは液化天然ガス(LNG)を販売しようとしており、パイプラインと競合せざるを得ないだろう。そして、われわれは競争に勝つと思う」と発言。バルト海のガスパイプライン「ノルドストリーム2」経由のドイツのガス輸入については、「それがドイツの最善の利益かどうか必ずしも確信が持てないが、彼らが行った決定だ」と語った。

  トランプ大統領は先週開かれたNATO首脳会議で、ドイツがロシアのエネルギーに依存する現状について、ロシアの「捕虜」になっていると痛烈に批判していた。

記者会見に臨むトランプ米大統領とロシアのプーチン大統領

(出所:Bloomberg)

ロシアとドイツを結ぶバルト海のガスパイプライン「ノルドストリーム2」のルート

出典:Gazprom

原題:Trump Says U.S. to Compete With Russia for Europe Gas Market (1)(抜粋)

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