フォード、タカタ製エアバッグ巡る消費者訴訟で和解へ

  • 所有者の経済的損失2億9910万ドル支払いで合意
  • 約600万台が対象、和解には裁判所の承認が必要

Photographer: Daniel Acker / Bloomberg

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フォード・モーターは、タカタ製エアバッグのリコール(無料の回収・修理)に関連して消費者が訴えていた経済的損失を巡る補償で、和解に向け2億9910万ドル(約336億円)を支払うことに合意した。

  合意によると、マイアミの連邦地裁に16日提出された文書でフォードは、エアバッグの修理を待っている車のオーナーやリース利用者に対し、車を借りるために自ら支払った費用などを払い戻すほか、無料の代車を提供する。また、今なお欠陥エアバッグが残っている車両のオーナーを見つけ出す取り組みも強化するという。なお、和解は人身傷害や過失による死亡事故などの不法死亡訴訟は適用外。

  フォードの和解は約600万台が対象で、裁判所の承認が必要。同社の広報担当エリザベス・ウェイガント氏は「顧客車両の修理に顧客と協力し引き続き力を注ぐ」と16日の電子メールでコメントした。
  
  タカタ製エアバッグの経済的損失訴訟を巡っては、トヨタ自動車とSUBARU(スバル)、マツダ、ドイツのBMWが昨年、計5億3300万ドルを支払うことで和解。これとは別に日産自動車は9800万ドルを支払った。一方、原告の弁護士らによると、ゼネラル・モーターズ(GM)やフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)、フォルクスワーゲン(VW)、ダイムラーのメルセデス・ベンツとの訴訟は続いている。

         
原題:Ford to Pay $299.1 Million to Settle Takata Consumer Lawsuit(抜粋)

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