Photographer: Andrey Rudakov/Bloomberg

ロシア情報機関のハッカー、資金移動にビットコイン使用-米当局

Photographer: Andrey Rudakov/Bloomberg

仮想通貨ビットコインが犯罪活動にだけ使用されているという認識は正しくないと、信奉者らは長年にわたって主張してきた。だが米大統領選挙へのロシア介入疑惑に関して新たに明らかにされたのは、こうした主張にとって不都合な事実だった。

  米当局は13日、2016年米大統領選の選挙戦に絡みコンピューターに不正侵入したとしてロシアの情報当局者12人を起訴。起訴状によると、これらの当局者らはサーバーの購入やドメインの登録、ハッキングに関連したその他の支払いで主にビットコインを使用。取引の多くは米国の企業が処理していた。
  
  「2016年大統領選挙に関わる米国内の個人や団体のコンピューターに不正侵入し、盗んだ文書を拡散するなど、こうしたハッキング行為の基盤となるシステムを購入するため、被告らはビットコインなど仮想通貨の匿名性を悪用し、一連の取引で9万5000ドル(約1070万円)以上の資金洗浄で共謀した」という。

  モラー米特別検察官はロシアの情報機関である連邦軍参謀本部情報総局(GRU)のメンバー12人を起訴。この12人はドメイン登録料をルーマニア企業に支払うためビットコインを採掘したほか、相対取引や他の仮想通貨を通じた資金移動、プリペイドカードの設定によりビットコインを購入したりしていたと指摘されている。

原題:Bitcoin Was Russian Hackers’ Currency of Choice, U.S. Says(抜粋)

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