トルコの格付けを「BB」に引き下げ、信頼感低下などで-フィッチ

  • 「BB」格付けは投資適格水準を2段階下回る
  • 経済政策への信頼感の低下などを格下げの理由に挙げている

格付け会社フィッチ・レーティングスは13日、トルコの長期ソブリン債格付けを「BB+」から「BB」に引き下げた。経常赤字の拡大やインフレ率の上昇、経済政策への信頼感の低下を理由に挙げた。格付け見通しは「ネガティブ(弱含み)」。

  フィッチは発表資料で「この数カ月で経済政策への信頼感は悪化し、6月の選挙後の最初の行動は不透明感を高めている」と指摘。「こうした環境はトルコ経済のソフトランディングに向けた取り組みを困難にしている」と説明した。

  トルコの資産は今週、エルドアン大統領が娘婿のベラト・アルバイラク氏を新財務相に起用したことから売りを浴びた。

  フィッチはトルコの2018年の経常赤字が燃料価格の上昇などで国内総生産(GDP)比で6.1%に拡大すると予想。また、6月のインフレ率は15年ぶり高水準の15.4%を記録した。
  

原題:Turkey Cut Deeper Into Junk by Fitch as Erdogan Tightens Grip(抜粋)
Turkey Cut Deeper Into Junk by Fitch Citing Risks to Stability

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