ウェルズ4~6月は融資低調、費用は増加ー株は1カ月ぶり大幅安

Photographer: Victor J. Blue/Bloomberg

13日の米株式市場で、住宅金融で米最大手のウェルズ・ファーゴの株価が下落。一時1カ月余りで最大の下げとなった。4-6月(第2四半期)決算では、融資額が減少した一方、費用はアナリスト予想を上回った。

  13日の発表によると、平均融資残高は前期比69億ドル(約7764億円)減少し、約2年ぶり低水準。商業融資と消費者融資の双方が落ち込んだ。非金利費用は3%増、アナリスト調査では若干の減少が見込まれていた。

  ニューヨーク時間午前9時51分現在、ウェルズ株は3.9%安の53.86ドル。日中の下落率としては5月29日以降で最大。

  住宅ローン手数料は3分の1減少して7億7000万ドルと、約5年ぶり低水準。平均融資残高は1%減の9441億ドルだった。このほか税関連費用として4億8100万ドルを計上した。

Mortgage Woes

Wells Fargo's fees from home loans are the lowest in more than 5 years

Source: Company filings

  金利上昇やノンバンクとの競争で、ウェルズ・ファーゴなどの金融機関は住宅ローン事業で苦戦を強いられている。

  純利益は11%減の52億ドル(1株当たり98セント)。前年同期は58億6000万ドル(同1.08ドル)。税費用を除いたベースでは1株利益は1.08ドルで、ブルームバーグがまとめたアナリスト27人の予想の平均(1.12ドル)を下回った。

  収入は2.7%減の216億ドルで、アナリスト予想と一致した。

  純金利マージンは前期比で9ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)拡大。前年同期比では3bp拡大した。

原題:Wells Fargo Falls Most in Month on Drag From Lending, Expenses(抜粋)

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