Photographer: Freya Ingrid Morales

食費世界一はジュネーブ、それでもスイスの生活は豊か-UBS

  • チューリヒは所得水準で2位-全体の物価水準では1位
  • ロサンゼルスは所得水準4位、購買力でトップ
Photographer: Freya Ingrid Morales

食費を節約したいなら、ジュネーブは避けた方がいい。UBSグループの2018年版「物価と所得」リポートによれば、食費が世界で最も高いのがスイスのこの都市だ。リポートは世界の各都市での物価と所得水準、購買力、特定の物を買うために必要な労働時間を調査した。

  食費の高さは痛手だが、ジュネーブ住民の所得水準は調査対象となった77都市中で最高。スイスのフランス語圏である同市には、プライベートバンカーや商品トレーダーが集まるほか、国連や世界銀行、赤十字などの国際機関がある。

  スイスのドイツ語圏の都市、チューリヒは所得水準で2位。全体の物価水準では1位だ。UBSおよび競合行のクレティ・スイス・グループが本店を構える。散髪や家事支援、クリーニングといったサービス価格がジュネーブより平均20%高かったほか、スマートフォンやテレビ、ノート型パソコンなどのエレクトロニクス製品はジュネーブと比べ平均で16%割高。

  高賃金と強い自国通貨、政治の安定、整備されたインフラ・公共交通機関に加え豊かな自然に恵まれたスイス国民が長きにわたって享受している豊かさと高い生活の質を、リポートは浮き彫りにした。

Expensive Switzerland

Zurich and Geneva top UBS’s cost of living ranking

Source: UBS

  スイス以外では、ロサンゼルスが所得水準で4位となり、米国の都市で唯一トップ5に入った。購買力ではロザンセルスが1位、チューリヒが2位、マイアミが3位。

  チューリヒの平均的労働者が米アップルの「iPhone(アイフォーン)」1台を買うのに必要な労働時間は38.2時間。南アフリカ共和国のヨハネスブルクでは291.9時間。

原題:Zurich and Geneva Top UBS Global Cost of Living Index Once Again(抜粋)

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