米CFTCが内部告発報奨金、過去最高の34億円ーJPモルガン処分で

  • 情報提供がJPモルガン処分につながったと内部告発者の代理人
  • 16年7月以来の報奨金で、今回が5回目-CFTCのプログラム

米商品先物取引委員会(CFTC)は12日、内部告発報奨金として過去最高額となる3000万ドル(約34億円)の支払いを認めたと発表した。CFTCは告発された銀行や告発者を特定していないが、告発者の情報提供が顧客への説明時の利益相反を巡る米銀JPモルガン・チェースへの処分につながった。

  内部告発者の代理人を務めるエドワード・シードル弁護士によれば、JPモルガンは資産運用を望む顧客を特に同行にとって利益となる投資に誘導していることを開示しなかったとして、当局に対し計3億6700万ドルの支払いをすることで2015年12月に合意。報償金はこの決着を受けたものだと同弁護士は説明した。

  JPモルガンはこの時、CFTCに1億ドルを支払った。そのうち6000万ドルが不正利益の返還、4000万ドルは制裁金だった。このほか米証券取引委員会(SEC)に2億6700万ドルを支払った。

  CFTCの内部告発報奨金プログラムで従来の最高額は16年に発表された1000万ドル。CFTCの報奨金は16年7月以来で、今回が5回目。SECも暫定的な報償をこの告発者に付与しているとシードル弁護士は明らかにした。SECのジュディ・バーンズ報道官とJPモルガン広報のダリン・オドゥヨイエ氏はコメントを控えた。

原題:JPMorgan Whistle-Blower Gets Record $30 Million From CFTC (1)(抜粋)

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