米下院議長:トランプ大統領の通商政策、米経済をリスクにさらす

  • 通商協定、経済だけでなく安全保障上も重要-ライアン氏
  • TPPの「全般的な意図は正しかった」、米国の離脱に疑問符

ライアン米下院議長は関税引き上げを一蹴し、通商協定からの撤退は米経済への脅威だと警告した。トランプ大統領の通商政策に真っ向から異議を唱えた。

  ライアン議長は12日、ワシントンのエコノミック・クラブで講演し、「米国製品が新たな市場から締め出され、雇用が海外に移転し、米国の影響力が後退するというリスクを冒している」と懸念を示し、「これらの協定は米経済にとってと同様に、安全保障上も重要だ。軍幹部も同意するだろう」と述べた。

  トランプ大統領が決定した環太平洋連携協定(TPP)離脱にも疑問を表明。同地域における中国の影響力に対処し米国モデルの経済発展を後押しする上で、TPPの「全般的な意図は正しかった」と指摘した。トランプ氏が主張するように中国のような「悪役」が貿易を悪用しているが、新たな関税が「解決策ではない」と言明した。

原題:Ryan Says Trump’s Trade Policies Put U.S. Economy at Risk(抜粋)

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