メイ英首相、銀行とEU市場の緩いつながりが最善策と判断-離脱白書

  • 英国の銀行、EU市場への自由なアクセスは失う
  • 同等性評価の拡大示唆も、ロンドン金融街は反発

英国のメイ首相は同国が欧州連合(EU)を離脱した後の英国の金融機関について、EUと緩い連携を結ぶことを提案した。EU市場への容易なアクセスを維持するという要求は取り下げた。

NATO首脳会議の2日目に到着した英国のメイ首相(12日、ブリュッセル)

Photographer: TATYANA ZENKOVICH/AFP

  12日に英政府が公表したEU離脱計画の「白書」によると、EUが域外諸国と結んでいるような合意を目指すことが実現可能な最善策だとの見方を、メイ首相は受け入れつつある。この結果、英国の銀行はEU市場への自由なアクセスを失う。

  白書では、いわゆる「同等性評価」の拡大版を実現する方法を検討中だと示唆しているものの、ロンドンの金融界からは厳しい批判の声が上がっている。

  ロンドンの金融街、シティーの行政責任者キャサリン・マクギネス氏は「本日のEU離脱白書はまさに打撃だ」とのコメントを発表。同等性評価の適用では十分でなく、大幅な拡大が必要だと訴えた。

原題:U.K.’s May Proposes Looser Access for Banks to EU Markets (1)(抜粋)

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