人民元の下落、中国中銀の決意試す-鍵となる水準割り込む

  • オーバーナイトのオフショア取引で6.7249元と一時1.1%下落
  • 人民銀当局者は元相場の安定維持を表明済み
Photographer: SeongJoon Cho

トレーダーらは、中国人民元の防衛に向けた当局の動きを注視している。元相場が下落し1ドル=6.7元台を付け、対ドルで鍵となる水準を割り込んだためだ。

  米国との貿易摩擦が激しくなり、人民元はオーバーナイトのオフショア取引で1ドル=6.7249元と一時1.1%下落。2016年1月以降で最も大きな下げになった。

  元相場が6.7元台を付けた今月初め、中国人民銀行(中央銀行)当局者は人民元の安定を維持するとともに、米国との貿易問題で自国通貨を武器として使うことはないと表明し、元は持ち直していた。人民銀は12日、元の中心レートを1ドル=6.6726元に設定。ブルームバーグが集計した予想よりも元高水準だった。

  本土で取引される人民元は北京時間午前9時54分(日本時間同10時54分)現在、1ドル=6.6960元と0.3%下落。一方、オフショア人民元は6.7120元。

原題:China’s Yuan Sinking Past Key Level Will Test PBOC’s Resolve(抜粋)

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