Photographer: SeongJoon Cho/Bloomberg

米大手銀行、決算に忍び寄る貿易戦争-減税効果への楽観薄れる

  • JPモルガン、シティなどが13日に第2四半期決算を発表
  • アナリスト予想、収入の増加は前期の半分にも満たない

米大手金融機関にとって4-6月(第2四半期)は素晴らしい四半期になるはずだった。金利上昇や法人税引き下げで利幅拡大や融資の伸びが見込まれる一方で、規制緩和でコストが低下したからだ。

  だがそうした楽観は続かなかったようだ。最新のアナリスト予想によれば、第2四半期は融資残高がわずかな伸びにとどまった可能性が高く、収入についても1-3月(第1四半期)のような伸びは達成できなかったとみられる。さらに、見通しも明るくなってはいない。イールドカーブのフラット化や貿易戦争の影響で下期は悪化するリスクさえある。

  エドワード・ジョーンズのアナリスト、ジム・シャナハン氏は「大手行の決算は非常に力強い内容にはならないだろう」とし、「経営陣の慎重な姿勢は変わらない。法人税改革の後でも、設備投資や人材採用に積極姿勢を見せていない。急速にエスカレートしつつある貿易戦争を巡る懸念と関係している部分が大きい」と述べた。

  13日にはJPモルガン・チェースとウェルズ・ファーゴ、シティグループが第2四半期決算を発表する。ブルームバーグがまとめたデータによれば、米6大金融機関は第1四半期の収入が7%増となったが、第2四半期の伸びはその半分にも満たないとアナリストらは予想している。

Mediocre Growth

The largest banks' revenue growth is expected to have declined last quarter

Source: Company SEC filings

Note: Data compiled shows the six largest U.S. banks.

原題:Trump Tax-Cut Optimism Fades Into Trade-War Gloom at Top Banks(抜粋)

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