ポンドの相場水準は「誤り」、1.20ドルに接近へ-アルジェブリス

  • ポンドが1.20ドルを割り込んだのは2017年1月が最後
  • イングランド銀行の利上げ見通し、過大評価されている-ガロ氏

ポンドの相場水準は間違っており10%程度下げるはずだと、アルジェブリス・インベストメンツはみている。

  英国の重要閣僚2人が今週辞任してもポンド相場は限定的な反応しか示さず、市場は政治の不透明感に短期的に安心し過ぎていると、アルジェブリスのポートフォリオマネジャー、アルベルト・ガロ氏は指摘。トレーダーらはイングランド銀行(英中央銀行)が利上げする可能性を過大評価しているとも主張した。

  ガロ氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「政権崩壊の恐れもあるこの不透明な環境で、イングランド銀が利上げできるとは思わない」と発言。欧州連合(EU)と合意を結べずに離脱に至ったり、野党・労働党が政権を奪ったりする場合、国債発行額が増える見込みに言及した。

  ポンドは現在1.32ドル近辺で取引されているが、1.20ドルに大きく迫ることになるだろうと、ガロ氏は述べた。この水準のポンド安は2017年1月以来となる。短期金融市場は8月の英利上げ確率を76%とみている。

原題:Mispriced Pound Should Be Trading Closer to $1.20, Says Algebris(抜粋)

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