米フォックス、英スカイへの提示額引き上げ-コムキャストと買収合戦

  • スカイの価値を245億ポンドと評価-1株当たり14ポンド
  • 英政府、買収巡る最終的な判断を12日に発表予定

ルパート・マードック氏率いる米21世紀フォックスは11日、英有料放送のスカイへの買収提示額を引き上げた。同社の価値を245億ポンド(約3兆6100億円)と評価する内容で、米コムキャストの提示額を12%上回る水準。

  フォックスの発表資料によれば、同社による最新の提示額はスカイ株1株当たり14ポンド。コムキャストは総額220億ポンドの買収案を示している。

ルパート・マードック氏

Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

  フォックスのメディア資産を巡っては、コムキャストと米ウォルト・ディズニーが争奪戦を繰り広げており、スカイの買収合戦もその枠組みの中にある。

  フォックスが最初に示した未保有のスカイ株61%取得に向けた提案は、2016年12月の1株当たり10.75ポンドでの買い取りだった。

  メディア事業での支配力を巡る懸念にフォックスが対応したことから、英政府はすでにフォックスのスカイ買収を承認する方向で、最終判断を12日に発表する。

原題:Fox Raises Sky Offer as Bidding Contest With Comcast Heats Up(抜粋)

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