ファイザー:医薬品の値上げ先送り-トランプ大統領の批判受け

  • 大統領はファイザーCEO、厚生長官と話したとツイート
  • 他社も同じことをするよう望むと大統領、ファイザー株は下落

医薬品価格引き上げについてトランプ米大統領の批判を浴びたファイザーは10日、一部製品の値上げ実施を先送りすることに応じた。大統領は前日、「恥を知るべきだ」と同社など医薬品会社による値上げを非難していた。

  トランプ大統領は10日夜、ファイザーのイアン・リード会長兼最高経営責任者(CEO)とアザール厚生長官の2人と政権の薬価方針について話した後、ファイザーが「値上げを撤回」することになったとツイートした。

  大統領は「ファイザーが値上げを撤回するため、米国の患者の支払いが増えることはない。この決定を巡りわれわれはファイザーを称賛するとともに、他社も同じことをするよう望む。米国民にとって素晴らしいニュースだ!」と記した。

  ファイザーは10日夜の発表資料で、7月1日から実施した値上げを先送りし、トランプ大統領にヘルスケアシステム改革に向けた詳細な計画をまとめる機会を提供する方針を表明。大統領の計画発効と年末の2つのうち、いずれか早い方の時期まで値上げ先送りは有効としている。

  ファイザー株は10日の時間外取引で下落し、ニューヨーク時間午後8時4分(日本時間11日午前9時4分)時点は1.4%安の36.91ドル。

  英フィナンシャル・タイムズ紙が今月に入って報じた記事によれば、ファイザーは毎年の定期値上げに沿って約100品目の医薬品を値上げした。

原題:Pfizer to Delay Drug Price Hikes Under Pressure From Trump (1)(抜粋)

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