米国の離職率が上昇、自主退社増える-楽観的な転職見通しで

  • 5月退社は約356万人と、2000年からの集計での過去最高
  • インフレ加速警戒する米金融当局が注視しているのは確実
Photographer: MATT NAGER/BLOOMBERG NEWS

米国の労働市場が逼迫(ひっぱく)するにつれ、転職がうまくいくとの楽観的な見方が強まり、自主退社が記録的な水準に膨らんでいる。

  労働省が10日発表した統計によれば、5月に退社したのは約356万人と、2000年からの集計での過去最高を更新。前月は335万人だった。この結果、離職率が2.4%と、2.3%から上昇して17年ぶり高水準となった。

  今より良い勤め先を見つけることができると思う労働者が増えれば、持続的な賃金上昇を招く可能性もある。インフレ加速につながり得る賃金上昇圧力の兆しを探る米連邦準備制度の政策担当者が、こうした離職率上昇を注視しているのは確実だ。

原題:Americans Quit Like Never Before as Job Market Confidence Surges(抜粋)

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