半導体株の強気派、今年後半の持ち直しを予想-前半の伸び悩み後

  • データセンター向け需要や魅力的なバリュエーションを挙げる
  • SOXは今後1年で16%上昇余地-アナリストの目標株価が示唆

半導体株は過去2年、パフォーマンス上位に入っていたが、今年は一部の市場ウオッチャーの予想通り、不安定なスタートを切った。ただ、MKMのルーベン・ロイ氏などのアナリストは、今年後半の株価上昇を見込んでいる。データセンター向けや自動車業界などからの力強い需要、魅力的なバリュエーションを理由に挙げている。

  ロイ氏は先月の調査リポートで、「今後の成長へのきっかけとなり得る材料があり、バリュエーションが魅力的な銘柄」は買いに値すると依然として考えていると説明。トップピック銘柄としてブロードコムやマーベル・テクノロジー・グループ、オン・セミコンダクターなどを挙げている。

  米中貿易摩擦の激化やデータセンター向けの堅調な需要の継続、盛り上がりに欠けるスマートフォン販売など相いれないトレンドを投資家が解明しようとする中、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は年初来の2桁上昇を2度にわたって消している。マイクロン・テクノロジーやエヌビディアなどが大きく上昇したため、10日時点では年初来9.5%高。S&P500情報技術株指数はツイッターやアドビ・システムズなどがけん引し、年初来で14%高。

  ブルームバーグが集計したデータによると、SOXを構成する30銘柄のアナリストの目標株価は、向こう1年間で16%上昇の余地があることを示唆する。これに対し、72銘柄から成るS&P500情報技術株指数の上げ余地は9%となっている。

原題:Chip Bulls See Second-Half Comeback After Shaky 2018 Start (1)(抜粋)

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