英労働党、EU離脱巡る国民投票の再実施を否定せず-首相案否決なら

  • 議会の行き詰まりを打開する唯一の方法である可能性-労働党副党首
  • メイ首相、EU離脱計画の議会承認には労働党の支持が必要

英国の野党・労働党のワトソン副党首は、メイ首相が提案する欧州連合(EU)離脱計画が議会の支持を得られない場合、再度の国民投票実施が必要かもしれないと語った。

英労働党のコービン党首(左)とワトソン副党首(右)

Photographer: Simon Dawson/Bloomberg

  メイ首相は保守党内の各派が合意できるEU離脱方針を見いだそうと数カ月を費やしてきたが、それを断念した様子で、首相が提案する離脱計画には党内から20人かそれ以上の議員が反対票を投じる公算が大きい。その場合、議会通過には労働党の支持または棄権が必要となるが、同党はそのようにはしない姿勢を鮮明にしている。

  ワトソン氏は10日、BBCに対し「メイ首相が現在、下院で過半数を握っているのかどうか、定かではない」と発言。どのような離脱計画なら議会の承認を得られるかについて悲観的な見方を示し、「いかなる計画にも過半数の支持は得られないということも考えられる」と述べた。

  労働党はEU離脱について再度の国民投票実施を引き続き否定せず、実際それが必要かと思われる状況もあると指摘。国民投票が議会の行き詰まりを打開する唯一の方法かもしれないと続けた。

原題:U.K. Labour Open to Brexit Referendum If May’s Deal Fails(抜粋)

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