ルー前米財務長官:関税発動に国家安全保障という偽りの主張するな

  • 輸入関税は物価を押し上げ米金融当局の見通しを混乱させる
  • 中国の不公正貿易慣行に取り組むための世界的な同盟構築を

ルー前米財務長官は10日、米国は同盟国にも打撃をもたらす輸入関税を発動するために国家安全保障という偽りの主張を行う代わりに、中国の不公正な貿易慣行に取り組むための世界的な同盟を築くべきだと述べた。

  現在はプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社リンゼー・ゴールドバーグのパートナーであるルー氏は、米国が構築に貢献した世界的な経済秩序を捨て去る危険があると指摘。輸入品への関税賦課は物価を押し上げ投資を圧迫し、米金融当局の見通しを混乱させることにもなると語った。

  ルー氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「国家安全保障という一種の偽りの主張を展開するよりも、世界を団結させ中国に正しいことをするよう圧力をかけ続ければもっと効果的だ」とし、トランプ政権の関税政策は「道理にかなわない」との考えを示した。

ルー前米財務長官

市場:アジア」(出所:ブルームバーグ)

原題:U.S. Shouldn’t Use Spurious Security Claim for Tariffs, Lew Says(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE