Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

中国株は今後3年で20%上昇の公算、緊張緩和なら50%高も

  • シンガポールのヘッジファンド、APSアセットのCIOが予想
  • 米国が最も問題視しているのは貿易でなくテクノロジー
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

米国との貿易紛争が続いても、中国株は向こう3年間に20%上昇する可能性がある。30億ドル(約3300億円)規模のヘッジファンド、APSアセット・マネジメントはこう予想している。

  シンガポールに本社を置くAPSの創業者で最高投資責任者(CIO)を務めるウォン・コック・ホイ氏は、貿易とテクノロジ-を巡る米中の緊張が緩和するようであれば、最大50%の上昇もあり得ると述べた。中国本土株の指標CSI300指数は年初来で約14%下げている。

  ただ「全ては交渉の結果次第だ」と言う同氏は、中期的には相場は不安定だろうとみている。

  ウォン氏が強気な理由の1つは、ホワイトハウスが米国の安全保障への脅威だとしているテクノロジーにおける中国の強み。

  中国のサイバーセキュリティーやビッグデータ、香港上場の中芯国際集成電路製造 (SMIC)といった半導体銘柄を含めたセクターに対して楽観的なウォン氏によれば、米国で最も問題視されているのは貿易ではなくテクノロジーである公算が大きい。中国政府が掲げる「中国製造2025」計画はロボットや新エネルギー車、半導体、ソフトウエアといった最先端産業を強化するためだ。

原題:Hedge Fund Sees China Stocks Climbing Even as Trade War Erupts(抜粋)

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