アジア債、投資家は過去10年で最もアンダーウエート-BofAメリル

  • ネットアンダーウエートは3月の13%から6月は24%に拡大
  • 中国のジャンク債利回りは6日に15年以来で初めて10%を超えた

バンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチの調査データによると、投資家は6月にアジア債の持ち高を2009年に同行が調査を開始して以降で最もアンダーウエートにした。

  投資家は中国の流動性引き締めと同国の債券デフォルト(債務不履行)を二大リスクとみており、資金流出リスクがこれに続いた。6月25ー29日に実施された今回の調査の結果によれば、投資家がキャッシュの水準を引き上げてリスクを縮小する状況で、アジア債保有のネットアンダーウエートは3月の13%から6月は24%に拡大した。

  アジアのドル建て債市場は年初から混乱が続いている。利回りが上昇する中で過剰供給に伴う消化不良が発生し、中国でのレバレッジ解消の取り組みが債券投資を抑制した。アジア地域のドル建て社債の1-6月(上期)リターンはマイナス2.4%と、13年以降で最も悪い出足となった。アジアのハイイールド債で最も大きな割合を占める中国の投機的格付け債(ジャンク債)の利回りは6日に15年以来で初めて10%を超えた。

Topping 10%

Chinese and Asian junk bond indexes hit multi-year highs as defaults spook

Source: ICE BofAML indexes

調査結果の他の主なポイントは次の通り

  • 6月の投資家資金は13年11月以降で初めて純流出。向こう3カ月は資金流出が続くと投資家は予想
  • リスクオフのセンチメントと償還可能性を巡る不安を背景にキャッシュ比率は7.1%と高水準を維持
  • 投資家は現時点で投資適格債と高利回り債が共に「割安」と考えている。向こう3カ月のスプレッドのパフォーマンスについてはネガティブだが、6-12月ではポジティブ

原題:Asia Bonds Most Underweight by Investors in Decade, BofAML Says(抜粋)

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