Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

中銀も高リターン狙い、マイナス利回りがリスクテーク強いる

  • 債券・金投資の時代終わり、MBSや社債、株式、新興国市場債にシ
  • 米エージェンシー保証MBSへの配分は5%余り-過去2年は0.7%
Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

中央銀行がリスクテークを強化している。債券や金に投資していれば良かった時代は終わり、外貨準備の一部をモーゲージ担保証券(MBS)や社債、株式、新興国市場債に投じている。インベスコが世界の中銀62行を対象に実施した調査で明らかになったもので、一部の国債利回りがマイナス圏となり、リターン向上がより大きな優先課題になったことが背景にある。

  同社のEMEAソブリン・機関投資家セールス担当責任者のアレックス・ミラー氏は「中銀の外貨準備運用担当者は通常、どのように損失を回避すべきか朝起きた時に考えるものだ」としながらも、今は「リターンを挙げる必要性がじわじわ増している」と述べた。

Diversity Push

Central bank allocation to non-traditional assets as % of reserves

Source: Invesco survey of 62 central banks

  調査によると、中銀は非伝統的分野に振り向ける運用資産の割合を平均14%前後に設定し、米エージェンシー保証のMBSへの配分は5%余りに増やした。過去2年は0.7%にすぎなかった。

Bigger Pool

Central bank reserves have grown substantially over the past two decades

Source: World Bank, Invesco

Total reserves excluding gold

  中銀はまた、外貨準備の軸足を再調整し、ユーロからドルおよび他の通貨に移しているという。

Investing Hurdle

Central banks' number-one obstacle to introducing new asset classes

Source: Invesco

原題:Central Banks Seeking Higher Returns Ramp Up Riskier Investments(抜粋)

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