クーレ氏がECB総裁に昇格できる法的抜け穴、理事でも可能-WSJ

  • ドイツ連銀のバイトマン総裁が次期ECB総裁の最有力候補とされる
  • 理事の総裁昇格に道を開く法律のグレーゾーンが指摘されたとWSJ

欧州中央銀行(ECB)のクーレ氏

Photographer: Jason Alden/Bloomberg
Photographer: Jason Alden/Bloomberg

欧州中央銀行(ECB)のクーレ氏(フランス出身)などの理事が、総裁に昇格する可能性に道を開く法の抜け穴が存在するとECBの法律専門家が指摘した。事情に詳しい複数の関係者からの情報を引用し、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ、オンライン版)が7日報じた。

  関係者の話として同紙が伝えたところでは、法律のグレーゾーンによって、次期総裁の最有力候補と目されるドイツ連邦銀行のバイトマン総裁(ECB政策委員会メンバー)と共にクーレ理事(49)らが総裁レースに加わることができる可能性があるという。ECBの6人の理事は総裁になれないとこれまでは考えられていた。

  ドラギ総裁は2019年10月に8年の任期が満了し、再任はできない。ユーロ圏各国政府がドラギ氏の後任を年内に決定することはない見通しだが、クーレ理事も来年任期を終えるため、技術的には総裁に昇格できる可能性があると関係者がWSJ紙に語った。

  ECBとドイツ連銀は、同紙の取材に対しコメントを控えている。

原題:ECB Executive Board May Be Eligible for Presidency, WSJ Reports(抜粋)

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