豪年金基金ユニスーパー、中国株を押し目買い-「株安は行き過ぎ」

  • 最近の下落局面を中国A株のポジション構築に活用ーピアース氏
  • ユニスーパー、中国株の一部の運用にブラックロックを採用

オーストラリアの年金基金ユニスーパー・マネジメントのジョン・ピアース最高投資責任者(CIO)にとって、中国株の弱気相場入り、1994年以降で最悪の人民元の月間パフォーマンス、米中貿易摩擦はどれも一つの答えを示唆している。それは中国株を買うということだ。

  主に豪州の高等教育や研究分野向けに670億豪ドル(約5兆5000億円)の運用に携わるピアース氏はインタビューで、1月の高値から20%を超える上海総合指数の下げは行き過ぎであり、投資家は人民元相場の下落を織り込み過ぎたと指摘した。

  「われわれは最近の下落局面を中国A株のポジション構築に活用した」と語る同氏は、「米ドルの流動性の引き締めと貿易戦争を巡る懸念がその背景の全てだが、われわれには行き過ぎているように見える」と語った。
 
  ピアースによると、同氏は中国株の一部の運用にブラックロックを採用。残りの部分はユニスーパーの運用チームが担当するという。資産配分の詳細については明言を避けた。
         

原題:China Bear Market Tempts $50 Billion Fund to Buy the Dip (1)(抜粋)

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