Photographer: Chris Ratcliffe/Bloomberg

JPモルガン、ロンドン行員「数十人」年内異動-英EU離脱控え

  • 投資銀や資産運用など複数部門で行員らが年末にかけて異動を開始
  • JPモルガンはマドリードやパリ、ミラノなどの拠点強化に動く
Photographer: Chris Ratcliffe/Bloomberg

米銀JPモルガン・チェースは、ロンドンの行員約1万人から「数十人」を選び、来年3月に予定される英国の欧州連合(EU)離脱より前にEU域内の他の任地に転勤するよう求めた。

  ブルームバーグが入手した内部文書によれば、JPモルガンの投資銀行と資産運用を含む複数の部署から選ばれた行員らは、年末にかけて異動を開始する。同行は銀行免許を取得しているダブリンとフランクフルト、ルクセンブルクに加えて、マドリードやパリ、ミラノなどの拠点強化に動いている。

  法人・投資銀行責任者ダニエル・ピント氏と資産運用・ウェルスマネジメント(富裕層向け資産運用)を統括するメアリー・アードーズ氏は内部文書で、「他の行員に異動を検討するよう求める前に政治と規制の状況がさらにはっきりするのを待つ。これら追加的な異動のタイミングは、移行の取り決めが確定するかどうかに全てかかっている」と説明した。

  JPモルガンの広報担当パトリック・バートン氏(ロンドン在勤)が、内部文書の内容を確認した。この文書については、ロイター通信が5日に先に伝えていた。

原題:JPMorgan Asks ‘Several Dozen’ Bankers to Move in Brexit Plan (1)(抜粋)

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