メルケル首相の難民政策、社民党も支持-ドイツの政治的緊張緩和へ

  • 3週間続いた政治的緊張が緩和されることになる
  • 衝突回避できなければメルケル氏は議会過半数と首相職を失う恐れがあった

メルケル首相

Photographer: Jasper Juinen/Bloomberg

ドイツのメルケル首相は、自らが率いる与党キリスト教民主同盟(CDU)の連立パートナーである第2党の社会民主党(SPD)から、難民政策に対する支持を取り付けた。CDUと統一会派を組むキリスト教社会同盟(CSU)との間で難民抑制策を巡る分裂を瀬戸際で回避する合意が先に成立しており、大連立に加わるSPDが同意したことで、3週間続いた政治的緊張が緩和される。

  議会での過半数と首相職を失う危険を回避したいメルケル首相は、ギリシャやイタリアに到着した難民をドイツに入国させず、国境で強制送還することを求めるCSUの要求に譲歩することを2日に受け入れた。

  難民政策の詳細を巡るメルケル首相との2回の協議を経て、SPDの指導部が5日夜に支持を表明したとDPA通信が伝えた。DPAによれば、SPDのナーレス党首は、難民手続きの迅速化と政府による入国管理関連法案の年内策定でCDU陣営と合意したことを明らかにした。

原題:Merkel Wins Backing for Migration Deal From SPD Coalition Ally(抜粋)

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