マイクロン、販売差し止めは実体のない「張り子の虎」か-市場関係者

中国の裁判所が米マイクロン・テクノロジーの半導体26製品の販売を差し止める仮処分命令を下したことについて、投資家が考えるほど大きな障害にはならない可能性があるとアナリストらは指摘。こうした混乱は業界価格を押し上げる可能性があるとの見方を示している。同仮処分は実体を伴わない「張り子の虎」かもしれないとスタイフェルは述べた。

  5日の米株式市場で、マイクロンは一時3.6%高。同社は5日、四半期の売上高ガイダンスを据え置いたほか、同仮処分による売上高への打撃は約1%にすぎないとの見通しを示した。RBCはこれより先、マイクロンの下振れは限定的だと記していた。

市場関係者の見方は以下の通り。

  • モルガン・スタンレー:ジョゼフ・ムーア氏(投資判断「イコールウエート」、目標株価65ドル)
    • 短期的な影響はあまり重大なものではないだろう。同仮処分は同社の「クルーシャル」ブランド事業に影響を与えそうだが、OEM(相手先ブランドによる生産)部門には影響しないだろう
  • スタイフェル:ケビン・キャシディ氏(投資判断「買い」、目標株価108ドル)
    • これは買いの好機となる可能性がある。同仮処分はマイクロン製品の中でも重要度が低いものを標的としており、実体のない「張り子の虎」である可能性がある

原題:Micron’s China Woes May Prove ‘Paper Tiger,’ Not Doomsday Event(抜粋)

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