モラー特別検察官、連邦検察や司法省にいっそうの協力要請-関係者

  • 最終的に捜査の一部を移管する地ならしかもしれない-当局者
  • 特別検察官チーム、予想上回る仕事量-作業を各地捜査員が補う

2016年米大統領選挙へのロシア介入疑惑を巡る捜査が拡大を続ける中で、モラー特別検察官は連邦検察や司法省本部、連邦捜査局(FBI)にいっそうの協力を要請している。最終的に捜査の一部を移管する地ならしかもしれないと、米国の現役・元当局者数人が述べた。

モラー特別検察官

Cybersecurity: Getting to Business." Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  これらの関係者によると、17人の連邦検事からなるモラー氏のチームは予想を上回る仕事量を抱え、内容もここ数カ月で複雑さを増しているが、今のところチームの人員を増やす方向にはないようだ。

  特別検察官のチームが最近公表した費用報告では、この疑惑捜査でチーム自体よりも司法省の常設部門が費やした額の方が多かった。2017年5月の捜査開始から今年3月までで、前者が770万ドル(約8億5200万円)だったのに対し後者は900万ドルに上った。

  関係者によると、ニューヨークやバージニア州アレクサンドリア、ピッツバーグなどの捜査員が特別検察官チームの作業をすでに補っている。特別検察官はすでに重要な捜査案件の一つであるトランプ氏の元個人弁護士マイケル・コーエン氏に対する捜査をニューヨーク州南地区連邦検察に移管した。

原題:Mueller Said to Tap More Career Prosecutors as Trump Probe Grows(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE