独VWがカーシェアリング市場に参入-電気自動車の販売押し上げも

  • 来年からドイツでサービス開始-提供する車両はEVのみ
  • 25年のEV販売台数が10万台を「はるかに上回る」可能性
Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg

独フォルクスワーゲン(VW)のVWブランドは、来年から国内でカーシェアリング市場に参入する。投入するのは電気自動車(EV)のみ。米ジップカーやダイムラー子会社カー2ゴーのサービス開始から10年以上経ての参入となる。

  VWはVWブランドのEV販売台数が2025年までに100万台を超える見通しを示していたが、今回の市場参入計画を説明する際に、販売台数がこの水準を「はるかに上回る」可能性を示した。アウディやポルシェ、スコダなどのブランドを含めたVWの昨年の総販売台数は1070万台だった。
  
  4日の発表資料によると、VWは来年からドイツでEVのカーシェアリング事業を開始し、20年に世界の主要都市にサービスを広げる。今回の決定により、計画中のEVラインアップへの需要が押し上げられる可能性がある。同社の最初の独立型完全電気自動車であるハッチバック「I.D.」は来年に生産開始の予定。

  VWブランドの販売を統括するユルゲン・シュタックマン氏はベルリンでの記者会見で「われわれの目標は25年にEVを100万台余り販売することだ。ただ、足元のプランでは実際に100万台をはるかに上回ることができそうな状況だ」と説明した。

原題:VW Sees Higher E-Car Sales as It Starts Battery Car-Sharing (1)(抜粋)

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