Photographer: Andrey Rudakov/Bloomberg

株式投資家の最大の敵は不安心理、短期リスクを意識し過ぎか-UBS

  • ほとんどの投資家は景気の山と谷を正確に把握できない公算大きい
  • バイ・アンド・ホールド戦略の投資家と比べて利益を失いやすい

UBSウェルス・マネジメントは今年の残りの期間に投資家が直面する最大のリスクについて、自ら感情的になって株式を手放すことだと指摘した。

  ウェルスマネジメント部門のグローバル最高投資責任者(CIO)、マーク・ヘーフェル氏率いるUBSのストラテジストはリポートで、「短期的なリスクに気を取られるあまり、長期的な成長への意識が十分でなく、多くの投資家がリターンを逃すことはよくある」と説明した。
            

  UBSによれば、10年単位で見ると株式がプラスのリターンをもたらす可能性はマイナスよりもほぼ20倍高い。S&P500種株価指数のリターンは過去10年でプラス114%、ストックス欧州600指数はプラス36%となっている。

  UBSは景気サイクルが成熟する中、ほとんどの投資家は景気の山と谷を正確に把握できない公算が大きく、バイ・アンド・ホールド戦略の投資家と比べて利益を失う結果になると指摘。ボラティリティー上昇に伴うリスクにもかかわらず、UBSは株式市場にとって好ましい兆候である経済および企業収益の前向きな成長を見込んでいる。          

原題:Scared of Stock Market Drop? Stick Around for Returns, UBS Says(抜粋)

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