メイ英首相の新関税案、EUに代わり関税徴収-6日の閣議合意目指す

  • メイ首相は現在見解が分かれる閣僚らが新案でまとまることを期待
  • メイ首相は5日にベルリンでメルケル独首相と会談
Photographer: Chris J. Ratcliffe/Bloomberg
Photographer: Chris J. Ratcliffe/Bloomberg

メイ英首相は欧州連合(EU)離脱後の通商関係に関する妥協案を閣僚らに提示する計画だ。同首相は、現在見解が分かれている閣僚らが同案でまとまり、EUとの交渉打開につながることを期待している。

  閣僚らは公的別荘チェッカーズで6日に行う閣議の直前まで同案の細部を知ることはできないとみている。しかし、英当局者が4日に匿名を条件に明らかにした新たな関税案の概要によれば、英国は同国を経由してEUに向かう輸入品の関税をEUの代わりに徴収する計画。また、テクノロジーや「適格輸出入業者」制度の活用によって、企業の税関手続きの煩雑さを最小限にとどめる方針。

  閣僚らは5月に、メイ首相の関税案2つを巡り意見が分かれ、その後、EUとの交渉は滞っていた。今度の新たな関税案はこれら2案を合体させたもの。

  メイ政権の当局者らは、関税案の概要を記した政策文書を作成し、首相府は閣僚らにその大筋を説明している。ただ当局者2人によると、文書自体の閣僚への回覧は5日の遅い時間以降になる可能性が高い。別の当局者は、閣僚らが6日午前に初めて同文書を目にすることになっても意外ではないと語った。メイ首相は5日、ベルリンでメルケル独首相と会談する。

原題:U.K. Outlines New Trade Plan for Brexit Ahead of Cabinet Meeting(抜粋)

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