中国、ペトロブラスの石化プロジェクト支援へ-製油所建設を後押し

  • 汚職捜査の影響でコンペルジェ・プロジェクトは15年に停止していた
  • ペトロブラスはプロジェクト停止まで約1兆5500億円を投じた

中国石油天然ガス集団(CNPC)は、ブラジル石油公社(ペトロブラス)が進めていたリオデジャネイロ石油化学プロジェクトの製油所建設を支援する計画だ。ペトロブラスを巡る大規模な汚職捜査の影響でプロジェクトを停止するまで同社は140億ドル(約1兆5500億円)を投じていた。

  CNPCは、ペトロブラスと昨年合意した提携にコンペルジェ・プロジェクトの製油所を加える趣意書に署名した。この事業は2004年までさかのぼり、当初の計画では7つのプラント、10万人余りの雇用を見込んでいた。しかし、ペトロブラスを巡る大規模な汚職捜査で15年に工事が中断。相次ぐ減損に見舞われ同社は同年に事業を断念し、計画する2つの製油所のうちの一つについては完成に向けてパートナーを探していた。

  コンペルジェを巡っては、請負業者がペトロブラス幹部に賄賂を送り当初の契約をまず受注した後、違法利益を増やすため費用を水増ししたとして業者が罪に問われた。ペトロブラスは16年に工事の進捗(しんちょく)率が80%に達している日量16万5000バレル規模の製油所トレインを完成させるには少なくとも20億ドルが必要だと説明していた。

原題:China Bails Out Petrobras’ $14 Billion Refinery Misadventure(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE