イタリア、6カ月延長を欧州委に要請-不良債権の政府保証プログラム

  • トリア財務相がローマで行った4日のインタビューで明らかにした
  • GACSはうまく機能し、不良債権処理に役立っていると財務相

イタリアのトリア財務相は、欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会に対し、銀行不良債権の政府保証プログラム(GACS)について6カ月の延長を承認するよう財務省が要請したことを明らかにした。

インタビューに応じるイタリアのトリア財務相

写真家:Giulio Napolitano / Bloomberg

  トリア財務相はローマで行った4日のインタビューで、「われわれは欧州委に要請を伝えたところだ」と述べ、GACSは「うまく機能」し、金融機関の不良債権処理に役立っていると説明した。

  銀行による不良債権の証券化を支援するGACSは、最もリスクの小さいトランシュに政府保証を付けることで投資対象としての魅力を高める。2016年に欧州委が承認し、1年間の更新が昨年認められたが、9月6日に期限切れを迎える。GACSを利用した銀行には、ウニクレディトバンカ・ポポラーレ・ディ・バリが含まれる。

  今年1-3月(第1四半期)のイタリア銀行(中央銀行)のデータによれば、同国の銀行が抱える不良債権額は約2580億ユーロ(約33兆2300億円)に上る。

原題:Italy Asks EU for 6-Month Extension of Bad Loan Guarantees(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE