ゴールドマンは反発見込む-相場急落したアジアのジャンク債

  • 中国クレジットクランチ懸念は「見当違い」-リポート
  • 7-12月期のリターン、プラス3.2%と予想

Photographer: Qilai Shen / Bloomberg

アジア企業の社債で投資不適格のいわゆるジャンク債は先週、ここ3年半で最も大きく売り込まれたが、米銀ゴールドマン・サックス・グループは相場の持ち直しを見込んでいる。

  同行は6月29日のリポートで、「中国のクレジットクランチ(信用収縮)への懸念は見当違い」で、中国は潤沢な与信供給を確実にするため緩和的な政策を続ける公算が大きいと指摘。アジアのジャンク債は今年7-12月のリターンがプラス3%を超えると予想した。

Sell-Off in Junk

Investors reached for quality last week as Asian high-yield bonds dived

Source: ICE BofAML indexes

  ゴールドマンはアジア・ブロード債券指数(ABBI)を活用し、7-12月期のアジア債券市場についてジャンク債のリターンはプラス3.2%、投資適格級はプラス0.9%になると想定。米国の10年国債利回りが年内に3.25%に達し、高利回り債のデフォルト(債務不履行)率が下がるというのが前提だ。

Buying Opportunity?

Pick-up on Chinese high-yield dollar bonds over U.S. junk widens to 3-year high

Source: ICE BofAML

  アバディーン・スタンダード・インベストメンツのアジア社債・新興国市場クレジット調査責任者、ポール・ルカシャブスキー氏(シンガポール在勤)は「中国の高利回り債のバリュエーションは、ここ数年で最も魅力的だ。特に、米国の高利回り債と比較してそうだ。われわれはこのレベルで選別的に追加している」と述べた。

原題:Fortunes May Be About to Turn for Asia Junk Bonds After Sell-Off(抜粋)

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