米スキャナ、4カ月ぶり高値-ドミニオンが依然として買収検討を示唆

  • ドミニオンのCEOがサウスカロライナ州知事に説明
  • 州議会はスキャナが回収できる発電所関連コストを削減する法案可決

サウスカロライナ州で電力事業を手掛ける米公益事業持ち株会社スキャナの株価は3日の米株式市場で、4カ月ぶりの高値を付けた。米公益会社ドミニオン・エナジーが79億ドル(約8700億円)でのスキャナ買収提案について依然として検討していると示唆したことが材料となった。

  ドミニオンのトーマス・ファレル最高経営責任者(CEO)は6月29日、サウスカロライナ州のマクマスター知事に対し、スキャナ買収提案を撤回しないと語った。これは、未完成の発電所プロジェクトについてスキャナが顧客から回収できるコストを削減する法案が州議会を通過した上でのことだと、マクマスター知事のスポークスマン、ブライアン・シムズ氏は指摘。ドミニオンは以前、スキャナが回収できるコストが州によって減らされた場合には、買収計画から手を引く可能性を警告していた。

  スキャナ株は一時5%高の40.74ドルと、3月8日以来の高値を付けた。終値は4.1%高の40.36ドル。同社は回収コスト削減の動きを不服として提訴するとともに、先週減配を発表している。

  サウスカロライナ州の地元紙ポスト・アンド・クーリエは2日、州知事に対するドミニオンのコメントを報じていた。

原題:Scana Jumps to 4-Month High as Dominion Signals Merger Still On(抜粋)

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