Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米国株反落、ハイテク銘柄や金融株に売り

更新日時
  • NY原油相場は一時75ドル台、2014年11月以来で初めて
  • マイクロンの中国販売差し止めで株はマイナスに転じる

3日の米株式相場は反落。ハイテク銘柄や金融株が軟調となり、相場全体も下げに転じた。ニューヨーク原油先物は一時、2014年11月以来で初めて1バレル=75ドルを上回ったが、その後は伸び悩んだ。

  • 米国株は反落、ハイテク株や金融株に売り
  • 米国債は上昇、10年債利回り2.83%
  • NY原油は小幅高、一時は2014年以来の75ドル台に上昇
  • NY金は反発、ドル安や米国債利回りの低下で

  主な株価指数は全て下落。中国の裁判所が米半導体大手マイクロン・テクノロジーの販売を差し止める仮処分命令を出すと、S&P500種株価指数は急速に下げた。米独立記念日を翌日に控えたこの日は、米株式市場は午後1時まで、米債券市場は午後2時までの短縮取引となった。

  S&P500種株価指数は前日比0.5%安の2713.22で終了。ダウ工業株30種平均は132.36ドル(0.5%)下落し24174.82ドルで終えた。米国債市場では10年債利回りが4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.83%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は小幅高。一時は約3年ぶりの高値を付ける場面もあったが、供給が増えるとの見通しから伸び悩んだ。米国の祝日を前に買い持ち高が縮小されたことも相場を圧迫した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は前日比20セント(0.3%)高の1バレル=74.14ドル。ロンドン北海ブレント9月限は46セント高い77.76ドルで終了した。

  ニューヨーク金先物相場は反発。ドル指数や米国債利回りの低下を受けて買いが入った。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は前日比1%高の1オンス=1253.50ドル。

  米中の通商関係は悪化しているようだ。トランプ米政権は中国の携帯電話事業者、チャイナ・モバイル(中国移動)の米電気通信市場参入阻止に動いた。

  日興アセットマネジメントのチーフ・グローバル・ストラテジスト、ジョン・ベイル氏(ニューヨーク在勤)は「少なくとも第1弾の340億ドル相当の関税に関しては、発動前には合意に至らなさそうだ。その後、一段の悪化を回避するために交渉は始まると思うが、第1弾の関税は発動されるだろう」と述べた。

原題:U.S. Stocks Fall on Tech Weakness; Oil Rises: Markets Wrap(抜粋)
Oil Rally Falters After Price Hits $75 for First Time Since 2014
PRECIOUS: Gold Extends Gains as Dollar, Treasury Yields Slump

(最終2段落を加えます.)
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