ノムラ、ロンドンでシニアトレーダー含む50人以上を削減

更新日時
  • CVA取引責任者のマーシャル氏とガルーディ氏が対象に含まれる
  • オックスレイド氏とペドリーニ氏、ハラム氏も退職する可能性
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

野村ホールディングスの英現地法人ノムラ・インターナショナルは、ロンドンで少なくとも50人を削減する。職位の最も高いトレーダーの一部も対象に含まれる。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  関係者らが匿名を条件に語ったところでは、シティグループから昨年移籍したばかりのオマル・ガルーディ氏や、CVA(信用評価調整)トレーディング責任者のスティーブン・マーシャル氏も削減の対象となる。

  ロンドンで債券トレーディング業務を統括する幹部では、欧州フロークレジット・セールス責任者のニック・オックスレイド氏とマネジングディレクターのマノロ・ペドリーニ氏、新興市場クレジットトレーディング責任者のワリド・ハラム氏も退職する可能性があるという。リンクトインのプロフィルによると、ペドリーニ氏は欧州の金利を統括している。

  野村ホールディングスの永井浩二グループ最高経営責任者(CEO)は6月の株主総会で、同社が海外の徹底した構造改革を進めている最中だと発言していた。

  2016年に欧州の株式業務からほぼ撤退することを決めたノムラのロンドンオフィスは、その後も予期しない損失などに見舞われ、困難な状況が続いた。昨年10月以降は、自己勘定トレーディングデスクを閉鎖し、家具小売りシュタインホフ・インターナショナル・ホールディングスに関係する約140億円の損失を計上。さらにクレジットのグローバル責任者フレデリック・ジャロット氏が入社から1年足らずで先月同社を去った。

  ノムラのロンドン在勤の広報担当ニック・プロバート氏は、コメントを控えている。オックスレイド氏とペドリーニ氏に電子メールでコメントを求めたが、これまでのところ返答はない。ハラム氏もコメントを避けた。

  英国の欧州連合(EU)離脱に備えて、野村がロンドンからフランクフルトに100人余りを異動させる可能性があると事情に詳しい関係者の1人が、今年3月に明らかにしていた。3月時点の欧州の社員数は3057人と、2年前の3424人から減った。

原題:Nomura Is Said to Cut 50 London Roles as Trading Chiefs Hit (1)(抜粋)

(欧州業務に関する情報を追加して更新します.)
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