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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米バンガード、競合他社のETFも手数料無料に-価格競争で攻勢

  • 手数料無料は今は自社ETF77本だけだが、他社を含め約1800本に
  • 業界の競争激化に伴い手数料の引き下げが続いている
Traders work on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Friday, Feb. 9, 2018. The convulsions rocking U.S. equity markets continued Friday, with major indexes headed for the worst week in almost seven years after falling back from early gains. Treasury declines eased as investors sought havens from gold to the yen.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米資産運用会社バンガード・グループは、手数料を無料とする上場投資信託(ETF)を1800本近くまで増やす。同社プラットフォーム(基盤)上のオンライン顧客を対象に提供する。投資家のコスト意識の高まりを背景に価格競争で攻勢を強める。

  バンガードが手数料なしで販売するETFは現在、自社の77本にとどまっている。2日の同社発表によると、手数料無料をブラックロックやチャールズ・シュワブ、ステート・ストリートといったライバルが販売するETFに広げる。バンガードが投機的投資と見なすインバースおよびレバレッジドETFは対象に含めない。

  同社リテール投資家グループのマネジングディレクター、カリン・リジ氏は電話インタビューで、「投資家がアクセスできる低コストの選択肢を増やすことにつながる」と述べ、顧客サービス改善に向けプラットフォーム投資をここ数年続けてきたと説明した。

  バンガードは1970年代以降、低コストのインデックス型投信を提供してきたことで知られるが、この分野での価格競争激化に伴い、近年はブラックロックやシュワブ、フィデリティ・インベストメンツのETFやパッシブ型ファンドに敗れるケースもあった。ETFの運用資産が9000億ドル(約99兆8000億円)に上るバンガードは、米ETF市場でブラックロックに次いで2位を占める。

原題:Vanguard Drops Commissions on Rivals’ ETFs in Price Cut War (1)(抜粋)

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