トランプ大統領、WTOは米国を「非常に不当に」扱っている

  • 実際にはWTO紛争処理で米国の勝率は平均上回る
  • EUと通商合意に向けて協議-トランプ氏がホワイトハウスで語る

トランプ大統領

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

トランプ米大統領は2日、「世界貿易機関(WTO)が米国を非常に不当に扱っている」と主張した。大統領がWTOからの脱退を検討しているとの報道に関する記者団の質問にホワイトハウスで答えたもので、「現時点では何も計画していないが、彼らがわれわれを適切に扱わない場合、何かをすることになるだろう」と語った。

  1995年の設立以降にWTOに持ち込まれた紛争524件に関するブルームバーグの分析によれば、米国は他国を提訴した案件の87%で勝利。他国が米国を提訴した案件の75%で敗北した。いずれの数値も全加盟国の平均値よりも良い。

  大統領はさらに、米国の鉄鋼・アルミニウム関税に対する報復措置を計画している欧州連合(EU)と通商合意に向けて協議していることを明らかにした。

  トランプ氏は「うまくいけばポジティブとなり、そうならなくてもポジティブだ」と発言。これに対し、同大統領と会談したオランダのルッテ首相は「いや、ポジティブではない」と言葉を挟んだ。

原題:Trump Says WTO Is Treating the U.S. ‘Very Badly’ Despite Wins(抜粋)

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