MiFIDに反撃、ドイツの銀行が協調的なロビー活動画策-関係者

  • これほど高水準の消費者保護は実際不必要-ベレンベルク銀行
  • ドイツ銀とコメルツ銀はともにMiFID2が1-3月業績に影響

欧州連合(EU)の第2次金融商品市場指令(MiFID2)は、過去10年で欧州最大の金融規制改革に位置づけられる。だが、ただでさえ欧州北部で最低水準の利益にあえぐドイツの銀行は、コストを増やし利益を圧迫するMiFID2を骨抜きにしようと画策している。

  事情に詳しい関係者によると、ドイツの複数の銀行は同国連邦金融監督庁(BaFin)と欧州証券市場監督機構(ESMA)に協調してロビー活動を展開するため、初期の協議を始めた。関係者は活動が正式に始まっていないとして、匿名で語った。

  ドイツ金融業界は新たな規制にうんざりしている様子だ。ベレンベルク銀行のウェルス・マネジメント事業ドイツ担当共同責任者ディルク・ベームヘナー氏は「規制が重過ぎ、これほど高水準の消費者保護は不必要であることが日々の業務から明らかだ」と述べた。

  ドイツの2大上場銀行であるドイツ銀行とコメルツ銀行はいずれも、MiFID2が1-3月(第1四半期)の収入に影響したと表明した。ブルームバーグが調査したアナリストらは、両行の今年の手数料収入は良くてわずかな増加だと見込んでいる。

原題:German Banks Are Plotting a Counter-Attack Against MiFID II(抜粋)

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