北朝鮮、米朝首脳会談控えてもミサイル工場の拡張続けていた

  • 固形燃料弾道ミサイルの主要エンジン生産する咸興市の工場を拡張
  • 衛星画像を分析したミドルべリー国際大学院の報告書が示した
Photographer: Kyodo News/Kyodo News Stills

北朝鮮は金正恩朝鮮労働党委員長とトランプ米大統領の首脳会談を控えた時期も、主要なロケットエンジン施設の拡張を続けていたことが、衛星画像の分析で分かった。

  ミドルべリー国際大学院の報告書によれば、北朝鮮は最近、固形燃料弾道ミサイルの主要エンジンを生産する咸興市の工場施設を拡張した。同工場は他のミサイル部品も製造している。

  報告書を執筆したデービッド・シュマーラー、ジェフリー・ルイス両氏は「非核化の期待をよそに工場を拡張したことは、金正恩委員長が北朝鮮の核武装ミサイルの備蓄増強にコミットしていることを示唆するものだ」と指摘した。

  この報告書は、米朝首脳会談の数週間前の画像を検証したもの。金委員長は同首脳会談で朝鮮半島の「完全な非核化」に取り組むことに同意。4月27日に行われた韓国の文在寅大統領との会談でも同様の非核化方針を表明していたが、ミサイル工場拡張を続けたことになる。

原題:North Korea Expanding Missile-Manufacturing Plant, Report Finds(抜粋)

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