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【米国株・国債・商品】株続伸、終盤に上げ縮小-ナイキは急伸

更新日時
  • S&P500種は月間ベースで3カ月続伸-ダウ平均は6月マイナス
  • 原油はWTI先物が4日続伸-金は5日ぶり上昇

29日の米株式相場は続伸。ただ終盤に売りが広がり、上げ幅を急速に縮めた。4-6月(第2四半期)は貿易を巡る緊張状態の高まりや金融当局のタカ派寄りの姿勢などで、動きの大きな四半期となった。米国債はこの日下落。

  • 米国株は続伸、取引終了前の15分間に上げ縮小
  • 米国債は下落、10年債利回り2.86%
  • NY原油は4日続伸、1バレル=74.15ドル
  • NY金は上昇、ドルの下落が手掛かり

  S&P500種株価指数は月間ベースで3カ月続伸。ただこの日は、取引終了前の15分間に急速に上げを縮小した。個別銘柄では、好決算を発表したナイキが急伸。ダウ工業株30種平均は月間ではマイナスとなった。

  S&P500種株価指数は前日比0.1%高の2718.37。月間では0.5%上げた。ダウ工業株30種平均はこの日55.36ドル(0.2%)上昇し24271.41ドル。月間では0.6%安だった。米国債市場ではニューヨーク時間午後4時50分現在、10年債利回りが3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.86%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は4日続伸。週ベースでは2カ月余りで最大の上げとなった。米国内での在庫減少のほか、カナダやリビアでの供給混乱などが影響した。WTIの週間での上昇率は8.1%。一方でロンドンICEの北海ブレントは今週5.1%の上げ。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限はこの日70セント(1%)高の1バレル=74.15ドルと、2014年11月以来の高値。四半期ベースでは4四半期続伸と、2009-10年以来の長期連続高。北海ブレント8月限はこの日、1.49ドル高い79.44ドルで終了した。

  ニューヨーク金先物相場は5日ぶり上昇。ドルの下落が手掛かりとなった。ただ月間ベースではドルが上昇し、金は大きく値下がり。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限はこの日0.3%高の1オンス=1254.50ドル。月間では3.9%安となった。

  第2四半期の最終取引日となったこの日、市場では明るい材料が求められていた。朝方の取引前、トランプ大統領が世界貿易機関(WTO)脱退を検討していると一部で報じられたが、ムニューシン財務長官はこの報道を「誇張」だとして退けた。

  トランプ大統領はこれまで、WTOを脱退したいと複数のホワイトハウス高官に繰り返し述べていたと、アクシオスが事情に詳しい関係者の話として伝えた。アクシオスによると、トランプ大統領がこの話を持ち出すと大統領経済顧問らは反発。真剣には受け取らずに政策としてのプロセスを始めることもなかった。

原題:Stocks Cap Quarter With Gains, Dollar Slumps: Markets Wrap(抜粋)
Crude Posts Biggest Weekly Gain in More Than Two Months
Gold Has Miserable Month as Dollar Seen as ‘First Choice’ Haven
Trump Is Said to Tell Advisers He Seeks WTO Withdrawal: Axios(1)

(第6、7段落を追加し、更新します.)
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