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ナイキがアディダス躍進に歯止め、北米がようやく回復-株価最高値

  • 3-5月の北米売上高は1年ぶりに増加に転じる
  • 北米市場ではアディダスが好調な業績を続けていた

米スポーツブランドのナイキはここ数四半期、ライバルの独アディダスに押されていたが、ようやく復活しつつある。

  ナイキの3-5月(第4四半期)決算では北米の売上高が1年ぶりに増加。北米市場ではアディダスがナイキを上回る業績を上げてきていた。ナイキは新製品やスマートフォンのアプリが寄与する形で業績が改善し、ウォール街のアナリストからは称賛の声が多く上がった。29日の米株式市場でナイキ株は急伸、一時13%上昇して上場来高値を付けた。

  ウェドブッシュのアナリスト、クリストファー・スベジア氏は、ナイキが同社の最大市場である北米で力強い成長回復を見せており、「ナイキの製品が復活しつつあるのは明らかだ」と指摘した。

Rebounding Revenue

  ここ1年余り、ナイキは北米市場での成長鈍化と減収が短期的な傾向にすぎないと投資家に説明してきた。その原因の大部分は、業界全体が縮小する中で店舗閉鎖を進めてきた提携先の米小売企業にあるとしている。ただ、アディダスが消費者の間で人気を取り戻したことも影響している。アディダスは北米市場で約20%の成長率を達成している。

  ナイキは北米市場での不振に対応するため、提携する小売企業を減らし、自社店舗やウェブサイトを通じた販売を強化した。北米市場での業績回復を受け、同社は今年度の見通しをやや上方修正。ナイキは現在、通期の増収率について1桁台後半を見込む。従来は1桁台半ばから後半と予想していた。

原題:Nike Finally Thwarts Adidas Threat in U.S. as Shares Hit Record(抜粋)

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