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QTは米国株に不都合、7月2日は下落か-米国債が満期迎える影響で

  • SOMA保有の米国債が満期を迎えた過去5回でS&P500種が下落
  • 当局は「ロールオフ」を容認-流動性を低下させる要因

米国の量的引き締め(QT)はS&P500種株価指数にとってつらい。米金融当局がシステム・オープン・マーケット・アカウント(SOMA)で保有する米国債が満期を迎えた過去5回のケースで、同指数は下落した。

  このQTと同指数の関係は「誰でも知っているファンドのシニアポートフォリオマネジャー」と名乗る@Martingale_Macroのツイッター上で指摘され、イースト・ウェスト・インベストメント・マネジメントのマーケット・ストラテジスト、ケビン・ミューア氏が自身のブログ「マクロ・ツーリスト」で詳細を示した。

  債券をアウトライトで売るよりもむしろ、満期を迎えた債券の償還金を再投資せずに手元にそのまま残すことを意味する「ロールオフ」を当局は容認している。これは流動性を低下させ、解説者らが正しいなら、株式からの資金流出を証明する。

Stressing the S&P

Benchmark index has dropped on five straight quantitative tightening days

Source: Federal Reserve Bank of New York

Note: Includes full maturity amount without discounting for any reinvested proceeds. S&P 500 price change is for the day of maturity or the next trading day if maturity occurred on a weekend or holiday

  2月28日以降、それぞれの満期日にS&P500種は0.68%以上下落。3月31日のロールオフの際は翌営業日に2.2%安と、今年4番目の下落率を記録した。次回の償還日は今月30日で、翌営業日は7月2日となる。

主要中銀、QEからQTにシフト-世界が失う流動性は1.4兆ドル

原題:QT Spells Bad News for S&P 500, So Look for a Market Drop Monday(抜粋)

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