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中国の不動産開発業者に相次ぐ悪材料-記録的安値の社債も

  • 資金調達規制の強化や不動産価格抑制策、元安が重し
  • 当局は不動産セクターに財務の規律導入もデフォルト拡大懸念

中国の不動産業界を取り巻く環境が悪化の一途をたどっている。一部の開発業者の社債が記録的な安値を付けたほか、中国経済の大きな柱である不動産を巡り新たな懸念も浮上している。

  不動産業者のオフショア社債が多額の償還を迎えようとしているさなかに、資金調達規制の強化や不動産価格抑制に向けた政府の取り組み、人民元の下落など悪材料が重なっている。

  中国政府があらためて不動産投機を抑え込み、開発業者による本土外での社債発行を制限するとのニュースが今週伝わり、不動産セクターに対する圧力が強まっている。中国当局は国内で最も負債が膨らんでいる業種の一角である不動産に財務面の規律を持ち込もうとしているが、デフォルト(債務不履行)の急増や景気への影響が懸念されている。ブルームバーグ・エコノミクスによると、直接・間接的な寄与の両方を踏まえると中国の国内総生産(GDP)に占める不動産の割合は約20%。

  みずほセキュリティーズアジアの不動産アナリスト、アラン・ジン氏は「不動産開発業者らに対する信用圧力は確実に強まっている」と指摘した。

  主要不動産開発銘柄で構成する指数は29日に上昇に転じたが、今週に入り9%下落。碧桂園(カントリー・ガーデン・ホールディングス)や中国恒大集団の社債は28日に記録的な安値を付けた。

Drying Up

Debt Shadow

Net debt is triple equity for 10 most leveraged Chinese builders on average

Source: Compiled by Bloomberg from latest company filings

Forex Risks Returning

The offshore debt pile of Chinese builders becomes more costly with sliding yuan

Source: Bloomberg Data

原題:It’s All Going Wrong for China Developers as Bonds Sink (1)(抜粋)

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