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メイ英首相、EU離脱後の欧州安保上の役割要求-首脳会議

  • メイ首相、EU域内情報共有制度に第3国の参加認めないルール批判
  • EU加盟27カ国の首脳はメイ首相抜きで29日に英EU離脱を協議へ

メイ英首相は28日、ブリュッセルで開かれた欧州連合(EU)首脳会議の夕食会で、安全保障面の広範なEU離脱合意を阻止すればEUは5億人の市民の安全を危険にさらすことになると批判し、離脱交渉の雰囲気を悪化させた。

  メイ首相は英国がEU離脱後も欧州安全保障で主要な役割を果たしたい意向を表明。EUが域内の情報共有プログラムへの参加を第3国に認めないルールを取っていることを取り上げ、離脱後の英国が安全保障上の「役割を果たす能力が危険にさらされる」と指摘した。

  同首相は英国のEU離脱により「重大な罪を犯した者を含む指名手配犯に関するリアルタイムの警戒情報をわれわれはもはや共有できなくなる。欧州に広がるテロ組織網を突き止め、犯罪者を裁く集団的能力が弱められる。これは私が望む状況ではなく、あなた方も望みはしないと思う」と述べた。

  EUに加盟する残りの27カ国は首脳会議2日目の29日にメイ首相抜きで、英国のEU離脱に関して話し合う。メイ首相はEU首脳が安全保障を優先し、将来の安全保障パートナーシップに関する協議では交渉担当者により柔軟な権限を与える必要があると述べた。

  

原題:May Hits EU With Terror Warning as Brexit Mood Gets Bitter(抜粋)

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